【感想】トランスフォーマー / ビースト覚醒|物足りなさと期待外れ感

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日本では2023年8月4日に公開された映画『トランスフォーマー / ビースト覚醒 (原題: Transformers: Rise of the Beasts)』

ついに『ビーストウォーズ』からビースト戦士が登場!と話題になっていた今作。

声優陣も当時のキャストが集結と吹替版はなかなか豪華になっていました。

Netflixでも2024年4月4日から配信が始まったのでネタバレありの感想でも。

 

トランスフォーマー/ビースト覚醒

 

 

ストーリー

 

アドレナリン全開の冒険でオプティマスプライムとオートボットがこれまでで最大の危機に直面する。

惑星全体を破壊できる新たな脅威が出現し、彼らはマクシマルとして知られる強力な勢力とタッグを組むことに。

人類の運命を懸けて、ノア (アンソニー・ラモス) とエレーナ (ドミニク・フィッシュバック) は、地球を救う究極の戦いに挑むトランスフォーマーたちを助けるため奮闘する。

Amazon prime video トランスフォーマー/ビースト覚醒 より

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感想

『ビーストウォーズ』直撃世代としては、『ビースト覚醒』は期待しすぎていたのかあんまり面白くなかったですね。

ストーリーはシンプルで分かりやすいのですが、盛り上がりどころも少なく特に山場もなかったなと感じました。

 

「マクシマル」は脇役に?

ストーリーは、オートボットたちと人間が協力して奪われた「トランスワープキー」を追い、力を合わせてユニクロンの脅威から地球を守るというもの。

シンプルで分かりやすいストーリーですが、個人的にはテンションが上がるのは「マクシマル」がそれぞれ初登場するシーンくらいでした。

『ビースト覚醒』にもかかわらず、主役はあくまでもオプティマスプライム率いるオートボットたち。

ビースト戦士である「マクシマル」は脇役扱いで活躍する場面も少なかったです。

特に目立っていたエアレイザーは、物語中盤にスカージにより洗脳され味方に危害が及ぶことを危惧して自ら破壊されることを選んだりと悲しい役回りに...

ストーリー後半、あの流れでバンブルビーが復活するならエアレイザーも復活させてほしかったです。

 

クライマックスも盛り上がりに欠ける

ペルーでのクライマックスのバトルシーンは、以前のシリーズよりも見やすくなっていましたが、戦闘シーン自体は単調でいまいち盛り上がりませんでした。

マクシマル勢もようやくトランスフォームしてロボットモードで戦うんですが、どれもこれも短く物足りない。

また、ミラージュがノアのアーマーになって闘うのも熱い展開ではあるんですが、「トランスフォーマーってこんなんだったっけ?」と思ってしまい冷めてしまいました。

さらに、スカージを倒す場面になぜかオプティマスプライマルが登場せずでせっかく盛り上がるところなのに肩透かし感がすごかったです。

スカージはエアレイザーの仇であるはずなのに、「マクシマル (特にオプティマスプライマル)」が登場しないのは意味がわからないですね。

 

ビースト戦士の活躍が見たいなら『トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン』がおすすめ

『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン: キングダム』予告編 - Netflix

『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン: キングダム』予告編 - Netflix - YouTube

ビースト戦士の活躍を見たい方には、Netflix配信の『トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』がおすすめです。

ビースト戦士が登場するのは3作目「キングダム」ですが、1シーズン6話ほどで各話30分前後なのでテンポもよく通して見やすい作品になっています。

全編を通してシリアスで少し暗めではありますがかなりおもしろいです。

もちろん『ビースト覚醒』では出ていないタイガトロンやラットル (作品では「ラットトラップ」呼び)、ビーストメガトロン率いるデストロン (作品では「プレダコン」呼び)もちゃんと出てきます。

 

最後に

映画のタイトルや宣伝からビースト戦士が結構ストーリーに絡んでくれるものだとばかり思っていたので期待をしすぎていたのが大きいなと感じますね。

『ビーストウォーズ』ファンには物足りない内容かもしれませんが、そうでない人には楽しめる作品かもしれません。