2024年8月24・25日に日産スタジアムで開催された藤井風のライブ「Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good"」
日産スタジアムといえば、2021年コロナ禍の中で行われた無観客ライブの舞台でもあったので、多くの期待が寄せられていた特別なライブだったんじゃないでしょうか。
24日の公演はYoutubeでの生中継されたので、会場に行けなかった多くのファンがライブに参加することができました。
期間限定のアーカイブ配信も始まり視聴することができたので、セットリストと感想でも。
Fujii Kaze Stadium Live “Feelin' Good” - YouTube
Sponsored Links
セットリスト
- Summer Grace (inst.)
- Feelin' Go(o)d
- 花
- ガーデン
- 特にない
- さよならベイベー
- きらり
- キリがないから
- 燃えよ
- 風よ
- ロンリーラプソディ
- 恋時雨 (湘南乃風)
- 死ぬのがいいわ
- Workin' Hard
- damm
- 旅路
- 満ちてゆく
- 青春病
- 何なんw
- まつり
感想
今回のライブ「Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good"」は、音楽を聴かせるライブというよりは、観客を楽しませるエンターテインメント要素が満載のかなり楽しいライブになっていました。
ライブはスタンド席にまぎれている藤井風の映像からスタート。
このサプライズ演出で会場の空気を一気に掴んでいましたね。
ステージにはコの字型のLEDスクリーンが広がっているため、映像とセットに一体感が生まれ、まるで映像の中にいるような迫力がありました。
セットリストもまさに"Feelin' Good"な選曲
アップテンポな楽曲ではダンサーとのパフォーマンスで盛り上げる一方、ゆったりノれる楽曲も多かったので、会場で聴くと気持ちよく音楽に身をゆだねるひとときを過ごせたんじゃないかと思います。
1曲目に演奏した「Summer Grace」は、アリーナ席中央の芝生の上に設置されたピアノで演奏。
その姿は3年前の「Fujii Kaze "Free" Live 2021 at NISSAN stadium」を思い起こさせ、今回の何万人という観客の見守る中での演奏は感慨深かったです。
幕間に流れた「CASTING CALL」の映像や、「死ぬのがいいわ」の前に湘南乃風「恋時雨」を1フレーズだけ演奏したりと細かな演出もかっこいい。
驚きのアレンジも
今回のセットリストの中だと「damm」のアレンジが特に好きですね。
イントロから鳴っているTAIKINGの奏でるギターのカッティングがめちゃめちゃかっこいい。
そして続く「旅路」がまさかの青春パンクなアレンジ!
歌い方も含め、まさに高校の軽音部がカバーしたかのようなアレンジで、この曲の持つ魅力と合わさって青春すぎてまぶし〜!
そして、藤井風の楽曲の中で一番好きな「青春病」が聴けたのも嬉しかったところ。
Eメロでの「いつかは消えゆく身であれば こだわらせるな罰当たりが」の歌詞が今回流れてきた時に、妙な納得感が自分の中であり安堵感を覚えた珍しい一瞬でした。
観客と一体となったフィナーレ
ラストを飾ったのは「まつり」
藤井風が「この曲をやらんと終わらんくね」と語りかけて演奏が始まり、会場全体が一体となるピースフルな時間でした。
最後に打ち上げ花火で締めるというまさに"Feelin' Good"な高揚感に包まれたフィナーレ。
会場で一緒に踊ると楽しかったでしょうね〜
最後に
藤井風「Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good"」は、音楽、映像、パフォーマンスが一体となった、まさにエンターテイメントの最高峰と言えるライブでした。
もしまだの方はアーカイブ配信の延長も決定したので、ぜひ一度体験してほしいですね。
きっと、藤井風の音楽の世界に魅了されるはずです。
それにしてもショルダーキーボード引いてる姿がかっこよすぎやろ!
- 2022年に行われたスタジアムライヴ