2023年11月21日にスマホ向けにリリースされた『呪術廻戦 ファントムパレード (ファンパレ)』
アニメ『呪術廻戦』をベースに、全編新規録音されたフルボイスでストーリーを追体験できるのに加え、ゲームオリジナルストーリーも味わえる初のスマホ向け作品として配信された今作。
現在メインクエストで配信されている第9章12話までクリアできたのでネタバレありの感想でも。
『呪術廻戦 ファントムパレード』ファイナルトレーラー - YouTube
感想
スマホでゲームは遊んでいるのですが『遊戯王 デュエルリンクス』『ポケモンGO』『モンスターハンターNOW』と、位置ゲーやそれほどガチャを要求しないものばかりだったので本格的な「ソシャゲ」と言われるものをプレイするのは今回が初。
リリース直後なのもあり、無料ガチャや確定でレア度が高いキャラを貰えるチケットの配布など無課金でもメインクエストや限定イベントなどきちんとクリアができ楽しめる内容になっていました。
幻影夜行
ゲームのサブタイトルにもなっている「ファントムパレード」とは、実はプレイヤーが持っている術式『幻影夜行 (ファントムパレード)』の名称のことだと判明。
能力は呪力から読みとった記憶で再現した術師や呪霊を使役できる術式です。
「幻影の呪霊」の「生得領域」に潜入し、術式『幻影夜行』で再現した術師と協力しながら「幻影の呪霊」の謎に迫っていくストーリー。
幻影の呪霊
この「幻影の呪霊」も今作オリジナルの特級呪霊。
古来から日本の上空を徘徊して呪力を取り込み続けている存在で、その呪力の記憶から原作のストーリーを再現し追体験している状態がこのゲームの状況。
宿儺の器の記憶が多めに再現されているのもストーリー同様に、宿儺の受肉が発端となっているため。
エピソードの時系列は五条がプレイヤーに現在の状況や術式の説明をしていること、メインクエストの感じからみて「渋谷事変」前に起こった出来事として設定されているみたいですね。
この後に起こる出来事 (渋谷事変や死滅回遊など)も「幻影の呪霊」が徘徊し続けて呪力を取り込み続ける限り呪力の記憶として追加し続けれる根拠になるのがなんともゲーム的に便利な設定です。
オリジナルストーリー
メインクエスト第7章から本作の目玉である「福岡分校編」がスタート。
時系列は「京都姉妹校交流会」から数日後、福岡が舞台。
突如、九州で高位呪霊が大量に発生し、東京校のメンバーが応援に駆けつけることに。
発生した呪霊を追って探っていくうち、その裏に何者かがいることに気付き... というストーリー。
原作では「渋谷事変」以降は日常回がなくなっているのですが、結構ゆるい会話も楽しめるオリジナルストーリーになっています。
オリジナルキャラクター
福岡分校は東京校の拠点の一つという設定で、オリジナルキャラとして福岡分校学長「奈木野健介 (なぎのけんすけ)」、生徒の「竜胆サキ (りんどうさき)」「結木海斗 (ゆうきかいと)」が登場。
九州で大量の高位呪霊が発生していた事件、その黒幕にオリジナルの特級呪霊「朧絶 (ろうぜつ)」が敵として登場しています。
領域展開も持っており、術式保持者の血を摂取することでその術式を奪う「奸骨奪胎 (かんこつだったい)」という術式を使用。
伏黒から「十種影法術」を奪うと使役する呪霊にその力を与え虎杖達に襲いかかってきました。
現段階 (2023年12月14日に2ヶ月おきに配信予定だと判明)では配信されているストーリーも途中までなので存在しない記憶「福岡分校編」は謎が深まっていくばかりです。
ちなみに朧絶の術式「奸骨奪胎」は四文字熟語の「換骨奪胎」が由来ですね。
「換」の字を「奸」にすることで、奪ったものを邪悪なものに作り変える術式の効果をわかりやすく表している名称です。
換骨奪胎
[名](スル)《骨を取り換え、胎 (こぶくろ) を取ってわが物として使う意》先人の詩や文章などの着想・形式などを借用し、新味を加えて独自の作品にすること。
奸
[音]カン(漢)
1 (「姦」と通用)正道を犯す。邪悪である。よこしま。「奸計・奸臣・奸知・奸物/佞奸 (ねいかん) 」
2 邪悪な人。「漢奸・斬奸」
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必須キャラ
今回、戦闘は4人までのキャラクターを設定でき、サブやサポートも含めると最大6人でチーム編成して進めていくターン制のコマンドバトル。
個人的におすすめの編成なのがアタッカー2人にバフ持ち2人の体制。
メインクエストとイベントなど円滑に進めるのにとくに必須なのがアタッカーの「SSR五条悟」
7ターンでいなくなってしまう特性持ちなのですが攻撃力が圧倒的!
敵単体を攻撃するコマンドスキルも強いですが、敵全体を一掃できる必殺スキル「赫」がさまざまな場面で大活躍。
不利な属性持ちの相手でもかなりゴリ押しできます。
もう一人のアタッカーは「SSR釘崎野薔薇」がおすすめですね。
私は「SSR釘崎野薔薇」がガチャで出なかったので、「SSR虎杖悠仁」を使っていましたが「SSR釘崎野薔薇」のほうが圧倒的にダメージを出せます。
次に大事なのがステータスを強化できるバフ効果を持ったキャラクター。
とくに「SR夜蛾正道」は必須に近いですね。
「SR夜蛾正道」は体術・術式アップ、「SR西宮桃」「SR七海」は与ダメージアップと効果を重ねがけできるのであるとないとでダメージ量に相当差が出ます。
私は「SR西宮桃」がガチャで出なかったので、同じ与ダメージアップのバフ持ちの「SR七海建人」で代用していました。
残りのサブとサポートは相手によって変えていく感じで、状況によりアタッカーを増やしたりタンク役を入れたりしていました。
あとステータス強化と固有スキルを発動できる「廻想残滓」もあるんですが、リセマラもせず始めたためそこまでこだわらずでした。
アタッカーには術式か体術アップのステータスに合った方を、サポートキャラにはHP回復をセットでメインクエストや限定イベントをクリアする分には十分でした。
メインクエスト 9章11話クリア時点の編成
ちなみに私が9章11話をクリアしたときの編成は下記の状態でした。
キャラクター
メイン
- 2凸 SSR五条 Lv65
- 0凸 SSR真希 Lv65
- 2凸 SR夜蛾 Lv60
- 3凸 SR七海 Lv60
サブ
- 1凸 SR三輪 Lv60
サポート
- SSR釘崎 Lv70 ?
回想残滓
メイン
- 1凸 いつか、みんなと Lv30
- 1凸 同気連枝 Lv30
- 5凸 見参、福岡 Lv40
- 2凸 祖父の言葉 Lv30
サブ
- 2凸 呆然 Lv27
サポート
- ?
クリア時のスクリーンショットで確認したらサポート抜きのチーム戦力は26,030でした。
この編成になる前は「SSR虎杖」を使用していたのですが、敵との相性が悪くなかなかクリアができなかったため、たまたま引いていて敵との相性がいい「SSR真希」を急遽育てて使用。
はじめはとにかくバフ&五条で周りの呪霊を攻撃、五条が帰ってからは「三輪 + 呆然」で朧絶と残った呪霊を引き付けて集中か簡易領域で守っていく流れ。
三輪が引き付けてる中、他のキャラは回想残滓でHP回復とターンを稼ぎスキルの再使用で耐え、地道にダメージを与え続けてなんとかクリアできました。
たしか最後は三輪しか残ってなかったような...
いま見返すとよくクリアできたなって編成ですがサポートの野薔薇が強かったのは覚えています。
メインクエストやイベントなどの配信時期が判明 (12/14追記)
第3回『呪術廻戦 ファンパレ』公式放送にて、今後のメインクエストの配信時期やイベントの開催時期、乙骨・夏油の新キャラクターの実装など色々な発表がありました!
メインクエスト・イベントなどの配信時期
- メインクエスト → 2ヶ月おきに更新予定
- ストーリーイベント → 毎月末〜上旬はストーリーイベント (例: 1月末 〜 2月上旬)
- マップイベント → 毎月下旬〜月末はマップイベント (例: 2月下旬 〜 2月末)
- PC版 → 3月以降配信
乙骨・夏油のガチャ配信期間
- 乙骨 → 2023年12月15日(金)15:00 〜 2024年1月3日(水)14:59
- 夏油 → 2023年12月18日(月)15:00 〜 2024年1月3日(水)14:59
2月に新しいタイプのイベントの開催や3月以降は新しいコンテンツの追加などまだまだ楽しめそうな感じですね。
最後に
イベントのペースもキャラの追加速度も早いので無課金だと少し不安なところではありますが、戦闘では好きなキャラクターを自由に組み合わせたり、原作では存在しないオリジナルイベントの要素も多いため『呪術廻戦』が好きな方はすごく楽しめるゲームになっていると思いますし実際楽しめています!
早速『呪術廻戦 0』のイベントが12月6日 〜 12月27日まで開催中で、乙骨や夏油の追加も決定。
現段階以降の原作エピソードも好きなものが多いので今後も楽しみです。
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