2023年3月4日から配信が始まったHuluオリジナル『THE SWARM / ザ・スウォーム』
日本からは木村拓哉が海外ドラマ初出演!と話題になっていた作品で、原作は2004年にドイツで発表され話題となったベストセラー小説『深海のYrr(イール)』
映像化不可能と言われた原作を映像化した今作、原作は未読ですが1〜5話を見たのでネタバレありの感想でも。
6話以降の感想も視聴後、随時追加していきます。
ストーリー
世界中の海で不可解な現象が次々と起きていた…
クジラやシャチが突如人間を襲い、ロブスターによる謎の感染症が蔓延ーそれらの出来事は全く関連性が無いと思われていた。
しかし、世界各国から集結した研究者たちは驚くべき結論に辿り着く。宇宙よりも謎が多いと言われる深海で一体何が起きているのか?
人類は再び平和な海を取り戻すことができるのか…!?Hulu「THE SWARM」公式ホームページ より
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感想
物語の序章
1〜3話は物語の設定をかなり丁寧に説明して展開していくので、見始めは少し退屈に思うかも。
ストーリー上、同時に世界各地に異変が起きてくるためとにかく登場人物が多く場面転換も多い。
周りの人物まで入れるとこんがらがるので3話までの主要人物とそれぞれの状況だけを上げるとこんな感じ。
- カナダ
→クジラ学者レオンがクジラとシャチが凶暴化し人を襲う事件の調査
- スコットランド
→IMB(海洋生物研究所)研究員のチャーリーが同僚が乗る調査船が沈没したことの調査へ
- ノルウェー
→資源開発の環境調査のため調査に参加したシグル教授がノルウェー海で見つけた新種のアイスワームの調査
- フランス
→分子生物学者のセシル博士がとあるレストランで発生したロブスターが原因と思われる食中毒の調査
- スイス&東京
→ミフネ財団では新種のアイスワームの他地域の生息地も把握済みで、さらに所有している船が太平洋でクジラに襲撃される事件も
1話最後でクジラに船を壊されそのままシャチに襲われたり、2話冒頭にロブスターが怪しく映っていたかと思えばそれが病原菌を広めていき、まるで海が人間への復讐を行っているように思えてくるさまは深海SFサスペンスと紹介してるけど、海洋モンスターパニックを多分に感じられるストーリーで残りの配信も楽しみ。
「ヨーロッパ制作のテレビシリーズ史上最大級の制作費で映像化」と謳われてるだけあって各地の風景やCGなど映像もかなり綺麗。
話題になってた木村拓哉はいつ出てくるのかと思って進めてると3話でやっと登場したはいいものの、海外ドラマなのにセリフ全部が日本語という予想の斜め上をいく登場でした。
4〜5話
ミフネ財団を中心に海洋でのそれぞれの異変がやっと一つに繋がりはじめた4〜5話でした。
徐々に海底に潜む異様な光景に気付きつつあるもののまだまだ物語中盤、ほんとに8話で終われるのか不安になってきた...
それにしても5話ラスト、シグル教授にあのメッセージを残していくティナがなかなかに酷い。
6話以降の配信スケジュール
- 4月1日(土) 6話
- 4月8日(土) 7話&8話